26歳 女性 妊娠・出産で退職したけれど、やっぱり働きたい

 一人娘を育てた看護師をしている女性です。

 出産をしたときは、26歳の頃でした。

 看護師をしていると、三交代勤務が辛くて、早く専業主婦になりたい、と強く思っていました。

たまたま結婚した相手は、女性は家庭を守ってほしいタイプの人でした。

当時は、すべては勤務中心に回り、明日は夜勤入りだから、今日は何時に寝よう、とか、疲れる遊びはやめよう、とか、そういったことを考えて、すべてがど三交代勤務のシフト中心に回っていました。

そのため、自分のキャリアが大事と考える、今とは全く違い、早く専業主婦になる、目指せ、専業主婦、と思っていました。

そのため、妊娠を機に、産休明けに退職をすることを選択しました。

 ところが、産休に入り、出産をして、その後しばらく家にいたら、気が狂いそうな思いになりました。

せっかくあこがれの専業主婦になった、これで、自由な時間ができる、料理にも手をかけられる、子どもと向き合える、なんていうような思いがあったのは、ほんのわずかの期間でした。

自由な時間があっても、結局自分で自由になるお金がないわけです。

結婚までの貯金なんてしれていますし、夫のお金で遊ぶわけにもいかないし、だいたい夫の給料だってしれていますから、先立つものもなく、描いていた理想とは程遠い専業主婦でした。

そして、なによりも、社会から隔離された、〇〇さんの奥さん、○○ちゃんのおかあさん、でいることが耐えられなくなり、再就職をすることにしました。

ただ月5万円以上稼げる副業をしている50人に体験談を聞いてみた!などでも指摘されていますが、この再就職活動も厳しく、乳児の子どもを預かってくれるところがないわけです。

そこで考えたのが、パート勤務で働いていた母が子どもの面倒をみてくれることが可能な時間と、夫の仕事のない土日とを活用することでした。

 母はすんなり協力をしてもらえたのですが、夫は猛反対しました。

なにせ、夫婦がすれ違いになるのはわかっていましたから。

 ですが、このまま家にいたら、私の心が壊れてしまう、ということを強くいって、しぶしぶ働くことを受け入れてもらいました。

 幸いにして、看護師という職業は、そういった働き方のできる仕事でした。

理想とする職場とは程遠いところではありましたが、それでも、しばらくの間の辛抱、と自分に言い聞かせ、働きました。

そこから転職を繰り返し、少しずつランクアップをしていきました。

 看護師という資格があったから、このようなことができたのでしょうが、そうではなかったら、こういったことは難しかったかもしれません。

その点では看護師になったことはよかったように思います。

 ですが、それでも、同期が早くに管理職になるのを横目で見ないといけない、ということもありましたので、自分の職業人としてのキャリアについてよく考えて、選択をするべきだった、と後悔をしています。

妊娠・出産で仕事を辞めるかどうか、はとても大切な選択ですから、慎重に考える必要があります。